アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

年末のご挨拶

10月から当ブログを始めて、前回までで28回の投稿をさせていただきました。(アーカイブから過去記事を見ることが出来るので、もし途中から読んでいただいている人は覗いてみてください。)これまで一貫してお伝えしてきたのは、会社の職場環境や人間関係等…

「頑張ります」という返事の意味

スポーツの試合で観衆は「ガンバレ!」と応援するのが定番ですが、監督やコーチは、具体的に選手がやるべきことを指示します。試合の最初から最後まで「頑張れ」と言っている監督は遠慮したいですね。(館長) 現役のマネージャーをやっていた頃、部下に対し…

“悩む”と“迷う”

“悩み”を誰かに相談することはよくありますが、解決するのは自分自身でしかないんですね。(館長) “悩む”という言葉は日常的によく使うし、多くの人が常に何かに悩んでいるのではないかと思います。本来の意味からも苦痛や負担を感じている状態のことを指し…

映画監督のマネジメント

今回はマネジメントの話です。確かに映画監督は、自分で役は演じられないかもしれませんが、役者に演技指導をするんですね。スゴイと思います。(館長) 芝居(映画/ドラマ)の場合、監督(ディレクター)がいます。私自身、映画監督の仕事について詳しくは…

仕事と芝居

仕事では与えられた役を演じ切ることが出来るのがプロフェッショナルなんですね。性格で仕事をやっている人がいます。上手く役にハマれば良いですが、ほとんどの場合が役を演じ切れない言訳のように思います。(館長) 前回の記述で日常的なONとOFFは必要だ…

ワークライフバランスって何?

朝出勤して約8時間(残業がある場合はそれ以上)は“勤務中”で、単純に1日の約1/3以上を勤務時間として過ごすことになります。自分の人生を仕事抜きで考えるのは難しいんでしょうね。(館長) ここ数年来特に良く耳にする言葉です。求人広告にも“ワークライ…

コメントありがとうございます。初めてご自身の悩み(不満)を具体的に訴えていただいている内容でした。コメントからだけではその深刻さを察することは難しいですが、一般的には“よくいるダメ上司”像が思い浮かびます。他の読者の方々の中にも共感される方…

心理学的ストローク

モチベーションを高めるために他者を褒めるということは重要なんですね。褒められた人が「もっと頑張ろう」と思えるような“褒め方”について考えてみるのも良いかも知れません。(館長) ある心理学の専門化が存在を認める行為(ストローク)について話をして…

食事に誘われる関係作り

顧客だけでなく社内の人達との関係作りも、会社で仕事をしていく上ではとても重要ですね。あなた自身の評価は、他者からの誘いで裏付けられるケースがあるんですね。(館長) 営業担当にとっては、顧客との関係作りというのは重要な要素です。古い話しで恐縮…

ブレイクタイム(館長の独り言)

我家のリビングにスマートスピーカー(いわゆるグーグル検索を声でやり取りする機器)が設置されています。最初は少々抵抗がありましたが、少し慣れると意外に便利で、特に日本語を外国語でなんていうか訊くと、いつもとは違う声(ネイティブの発音)で返っ…

議論の重要性

コメントありがとうございます。そうですね、偏見や感情は正しい理解をするための阻害要因になると思います。 “考え”とは、ただ単に頭の中で思っている(考えている)だけでは不十分で、言葉に出したり、文書にしたりして他者に伝えられて初めて“その人の考…

認識と理解

前回の続きです。情報をいくら溜めこんでも他者が「なるほど」と思える発言が出来ないのは、これが原因なんですね。(館長) 情報から認識、さらに認識から理解というレベルに移ります。前回の満員電車の話しを続けますが、“満員電車=乗りたくない”が認識の…

情報と認識

情報は客観的な事実として捉えること、認識は主観と客観の両方を持つことが重要だと思います。(館長) 情報と知識(認識)について考えてみます。実際に自分が見たり聞いたりした事柄は情報としてインプットされます。情報に対して、あなたの主観が加わった…

目的の共有

業務上の目的を達成するには他者の協力が不可欠です。利害が対立する人であっても、工夫をすることで協力者にすることが出来るのではないかと思います。(館長) 目的(業務上の目標)を達成するためにあなたは行動を起こすとします。ほとんどの場合、そこに…

成果をあげられる人になる

コンピテンシーという概念について触れてみます。成果を上げられる人とそうでない人は、ここに大きな差があるようです。(館長) 会社における成果は自分で勝手に決めるものではありません。全社目標、事業部目標、さらには個人目標等、組織で決められた目標…

キャリアプランニング

これまで会社に勤めるための覚悟、心構え等について記述してきましたが、ここからは個人としてどの様に考え、行動すれば良いかといったことに触れていきたいと思います。(館長) キャリアプランニング(将来の目標に向けてどの様な経験を積んでいくかの計画…

価値観

企業で働くからには、その会社の価値観を理解しておくことが重要です。会社における善し悪しの判断基準は(本来は)これがベースになっているべきなんですね。(館長) これまで述べてきたように、結局あなた自身の考え(主観)と、あなたが置かれている環境…

自分は何を目指しているのか?

自分に明確な目標(将来像)があるのも良いですが、私はここで言う“目指している”ものは漠然としていて良いと思っています。(館長) いくつかの会社の勤務体験をしてから勤める会を決められれば良いですが、現実的ではありません。ネット上で会社の評判・評…

本当に悪い会社なのか?

前回の3つの不満を別の立場に立って考えてみました。不満はあくまで主観で、その考え方が良いか悪いかは別として、自らの考え方(価値観)で変わってきます。(館長) 前回記述した不満の例は、割と良く聞かれるものであることは間違いありません。おそらく…

会社に何を求めているのか?

前回“不満は自らの思い込み”という記事を書きました。今回は不満の典型的な例を挙げて考えてみました。(館長) あなたの会社における不満は何ですか?まず何が不満かを客観的に分析する必要があります。例えば、①自分は同期入社のAさんよりレベルの高い仕事…

新入社員の不満

またコメントありがとうございます。不安を期待に変えられるくらいの積極的な行動がとれると良いですね。今回は初めて実例を挙げた記述にしてみました。(館長) ある女性新入社員の話。化粧品販売の商社に就職して数ヶ月経った頃、来月実施するセミナーのテ…

“不満”は自らの思い込み

今回は“不満”について記述します。理想を求めたり発展的な考えを持つことは重要ですが、それらが“不満”につながるケースがあるようです。(館長) 健全性を阻害する2大要素のもう一つが不満です。こちらは先に答えを言いますが、自らの思い込み(先入観)が…

不安の解消

またコメントをいただきました。この記事を読んで、少しでも悩みの軽減につながってもらえれば嬉しいです。さて、今回は“不安の解消”について記述しました。(館長) 不安を解消するには決断が必要です。要するに不安要素を完全に断ち切るか、またはチャレン…

分かるための努力

初めてのコメントありがとうございます。嬉しい限りです。一生懸命投稿させていただきますので、飽きずに読んでくださいね。さて、今日はもう少し“不安”について掘り下げて、解消方法に近づいて行きたいと思います。(館長) 前回述べたように、不安は未来に…

“不安”は未来に対しての思い

今回は“不安”について少し考えてみました。(館長) もしあなたが今の会社で仕事をしている中で不安を感じているとすれば、それを取り除く(あるいは出来る限り減らす)必要があります。前回、不安の対義語は安心であると言いましたが、仕事をやっている状態…

健全なビジネスライフ(不安と不満)

出だしは少し張り切って記事を掲載していきます。新人社員だけでなく、それなりに会社人経験を積んだ方々も再認識する内容だと思います。(館長) 会社に勤めている限り、人間関係や仕事上のトラブルなどでストレスを感じることは避けられないと思います。主…

アミューズメントワークのアプローチ

前回の記事と前後してしまいましたが、アミューズメントワークのアプローチを考えてみました。(館長) 以下に会社の階層(一般的な呼称)毎に思いつく主な課題について記述してみました。 課題はそれぞれの階層(社員・役職)を主体に記述しています。会社…

会社における基本的人権の尊重

まずは少々固い話かもしれませんが、会社人としての認識について考えてみます。(館長) あなたは日本国民として憲法の下に守られています。日本国憲法の三大原則(基本的人権の尊重、国民主権、戦争放棄)の中で、基本的人権には平等権(差別されない権利)…

アミューズメントワーク ブログ開設(ご挨拶)

アミューズメントワークは「おもしろい」「楽しい」のAmusementと「仕事」のWorkを組合せ、さらにアミューズメントパーク(遊園地)に引っ掛けて名付けました。取り敢えず私はアミューズメントワーク(おもしろ仕事館)の館長ということで進めていきたいと思…