アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

本当に悪い会社なのか?

 前回の3つの不満を別の立場に立って考えてみました。不満はあくまで主観で、その考え方が良いか悪いかは別として、自らの考え方(価値観)で変わってきます。(館長)

 

前回記述した不満の例は、割と良く聞かれるものであることは間違いありません。おそらくその不満に同調してくれる人は少なくないと思います。果たして例に挙げた3つが当てはまる会社は悪い(酷い)会社なのでしょうか?
同じ会社に10年勤続している人は、同じ事象を違った見方で表現するかもしれません。例えば、①適当に仕事をこなしていれば、無理して頑張らなくてもそこそこ給料はもらえる、②余分な時間を使って個人の能力を上げなくても、与えられた仕事をやっていればOK、③いい加減にやっていても管理職になれる。おそらくこの人は大した不満も無く“良い会社”と思っているのではないでしょうか。もし、そんな人が運悪くあなたの上司だったら、あなたの主観的な不満を伝えても全く理解してもらえないということになってしまいます。
ただし、もし不満の事象がセクハラ、パワハラ、不当長時間労働等、社会的・法的な規則を逸脱しているものであれば話しは全く別ですので、それらが蔓延している会社であれば転職を考えるか、同時に社外の公的機関に相談するべきと考えます。