アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

チャットGPT


最近のワイドショーでは毎日のように取り上げられているチャットGPTですが、皆さんの会社では既に活用されているのでしょうか?企業として大々的に取組んでいるかは別として、必要に応じて「ちょっと訊いてみる」ことはやっているのではないかと思います。
官庁でもチャットGPTの導入により、国会答弁の資料作成に多大な労力を費やしている問題の解決になるのではないかと言われていたり、また先日、地方自治体で初めて横須賀市が導入するとの話題がニュースで取り上げられていました。いずれにしても、役所の業務処理が大幅に効率化されることが期待されるとの思惑があるようですが、それより国民、市民に対するサービスの向上を最優先に考えて欲しいですね。ちなみにチャットGPTに訊いてみたら、そういう返事が返ってきました。
さて、チャットGPTの活用方法や、その賛否、あるいは悪用の懸念等について活発な議論が行われているようです。最も懸念されているのが情報の信頼性のようですが、多くは答えを知っている質問をしてみて、その正否についてあれこれ言っているのが現状のように思われます。公明党の山口代表が自分の名前を入力して「この人はどういう人?」と訊いてみたら、「そんな人は存在しません。」と答えが返ってきたようです。実は私も以前、自分の名前を入力して訊いてみたことがありますが、ディズニーランドのオリエンタルランド創業者という事でした...。
まずは目的をもって、それを達成する方法として活用が可能かどうか、しっかり検証することが重要なのではないかと思います。先の地方自治体に導入する、しない、の議論もありますが、その前フロッピーディスクを無くすことの方が先だと思います。