アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

頭が良くなる方法

今は日本の教育も多少変わってきているのかも知れませんが、根本的に学校の勉強は「情報を記憶する」ことが主体で、暗記が重要でした。「大化の改新ムシゴロシ(645年)」「イイクニ(1192年)作ろう鎌倉幕府」は、今でも覚えてます。(館長)
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中学生の勉強法で「頭が良くなる方法」という記事を見つけたので思わず読んでしましました。これには3つあって、①「この問題は何が言いたいのか?」を考える、②先生に積極的に質問する、③ミスにきちんと向き合う、というものでした。それほど詳しく解説されていませんでしたが、このブログで私が伝えようとしている考え方に共通するところがあるようです。
①は「課題の本質を明らかにして把握する」、②は「専門家・経験者の意見を聞く、対話により理解を深める」、③は「失敗に対する要因解析、再発防止策の検討を行う」だと言えます。これらは会社における業務の実践においては、とても重要なポイントです。
これらを「頭が良くなる方法」というのは少々無理があるようにも思えますが、理解力、コミュニケーション力、分析・解析力等々の訓練にはなると思うので、中学生から実践するのは非常に有効だと思います。
さて、新型コロナ感染対策においても、政局(特に今秋に行われる衆議院選挙)に対する思惑が見え見えで「何がしたいの?」という状況、分科会の専門家の提言も受け入れず、ワクチンが不足している状況を地方自治体の責任にしたり、緊急事態宣言解除後2週間でまた発出する等、失敗の分析も不十分な今の日本の実態は、逆説的に「頭が悪い」ということになりますね。