アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

能力を高めるために重要な実践

集中して何かを学んだり、考えたりすることも必要だと思いますが、積極的に他者との関りをもつことも“能力”を高めるためには重要なんですね。(館長)

 

前回、“能力”の語彙からその中身を分析して、外部からのインプットだけでは能力を高めることは難しいという結論を導き、実践が必要だというところまで記述しました。しかしながら、課題を決めて目標を明らかにして成果をあげる実践となると、そう簡単には出来そうもありません。
実はその答えは既にこのブログに記載されています。「情報と認識」、「認識と理解」、「議論の重要性」の記事をもう一度読み直してみてください。私は議論だと思っています。正しい議論を通じて一連のプロセスを実践することが可能です。正しい議論といっても相手のあることだし、そう簡単に出来るものではないかもしれませんが、これを心掛けるのも能力を高めるための実践だと考えます。
会社の中では正しい議論の出来る相手を探してみてください。勘違いしないでいただきたいのは、自分と意見が合うという人のことではありません。いくつかポイントがあると思いますが、①単なる情報ではなく自身の意見を持っている、②相手の主張を聴くことができる、③感情的にならずに話を継続することができる、といったところでしょうか。これはあなた自身が議論をする上で心掛けることでもあるので、是非意識してみてください。