アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

能力ってなんだろう?

新年最初は“能力”についてです。「あの人は能力はあるんだけど、なかなか成果に結びつかないんだよな」という人は、能力があるとは言えないんですね。(館長)

 

まず「能力」という言葉の意味を辞書で調べてみました。① 物事を成し遂げることのできる力。② 法律上、一定の事柄について要求される人の資格。(出典:デジタル大辞泉) と記載されています。
まず先に②は“資格”と記載されています。資格が能力と言われると少々違和感を覚えますが、ここでは触れないことにします。仕事上で一般的に使われる能力は①の意味だと思われます。語彙に記載されている通り、「物事を成し遂げる」ところに至らなければ能力として認知されないということです。したがって、成し遂げるべき物事(目的、目標)が明確であり、また取組む対象者がそれを十分理解していなければならないということになります。目的、目標を理解したら、それを達成するためのプロセス[計画、実行、検証]が必要です。成果はこのプロセスを経て得られることになりますが、必ずアウトプットする必要があります。この一連のプロセス(目的、目標の理解→プロセス[計画、実行、検証]→成果のアウトプット)が完結出来て“能力”ということになると考えます。
さてあなたは自分の能力を高めるために何をやりますか?②の語彙だけ見ると資格試験のための勉強(いわゆる暗記=情報を取り込む)で良いかも知れませんが、①の語彙を達成するにはそれだけではダメで、実践が必要であることは明らかです。それではどんな実践が効果的か、次回考えてみたいと思います。