仕事が遅い人 要因分析（その-1）

このテーマについては、何回かに分けて考えて行きたいと思います。出来れば改善策まで辿り着きたいと思っています。（館長）

前々回の記事で“仕事が遅い人”をテーマに取り上げました。今回はもう少しその要因について考えてみたいと思います。
まず仕事というのは、「依頼者に対してアウトプットを提供するためのプロセス」と定義したいと思います。例えば、①依頼者「必要なモノの価格が知りたい」⇒②仕事「原価積算、見積作成」⇒③アウトプット「見積書」、という流れで②のプロセスが仕事になります。この例の場合、依頼者は顧客ですが、実際は上司だったり、社内の他部署だったりします。またプロセスがいくつかに分かれていて、その一つをあなたが担っているケースもあります。
仕事が遅いというのは、最終的には依頼者の評価です。依頼者が望む期日までにアウトプットが提供されない場合に“仕事が遅い”ということになります。ということは“仕事が遅い人”は、依頼を受けた時に期日（いつまでに）が意識出来ていないということが第一の要因になると考えられます。さらに要因を分析するには、この「期日が意識出来ていない」ことについて深堀をする必要がありそうですね。