アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

仕事が遅い人 要因分析(その-2)

過去を振り返ると、私にも思い当たる人が何人かいます。でもその人達も、実は辛い思いをしているんですね。(館長)
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前回“仕事が遅い”と評価される人は、「期日(納期)が意識出来ていない」というところまで分析しました。多くの場合、仕事の依頼を受ける時点で「いつまで」あるいは「いつ頃まで」という期日(納期)もセットになっているはずです。にもかかわらず、“仕事が遅い人”はそれらを守ることが出来ないというところに、更なる要因がありそうです。
まず考えられるのは、良く言うと“マイペースの人”、実際は自己都合を優先する人です。そういう人は、「自分は一生懸命やっている」という自分本位の考え方で生きているので、期日に遅れても「自分は悪くない」という言訳が成り立ってしまいます。当然本人にも“仕事が遅い”などという自覚はありません。自覚がないので改善する必要性も認識されず、同じことを繰り返すことになります。結果として、自分は頑張って一生懸命仕事をしているのに周りからは評価されず、会社としても、また本人も厳しい状況に追い込まれてしまいます。
何となく、どこの会社にも一人くらいは思い当たる人がいるのではないかと思われますが、まさか自分が“その人”にならないように心掛ける必要があります。ポイントは“自分本位の一生懸命”です。自身の仕事のやり方を上司や先輩、あるいは後輩でも良いと思いますが、意見交換する場を持ち、客観的に評価してみることが重要です。
次回はさらに違うタイプの“仕事が遅い人”について考えてみたいと思います。