アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

Time is money(時は金なり)

久し振りに前回の記事に、愛読者の方からコメントをいただきました。とても励みになります、ありがとうございました。
ベンジャミン・フランクリンを調べてみたら、遠近両用メガネも彼が発明したんですね。お世話になってます。(館長)

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“時は金なり“という諺は、「時間はお金と同様に貴重なものだから決してムダにしてはいけない」という意味で使われています。この諺の語源である“Time is money”は、アメリカの建国の父と言われているベンジャミン・フランクリンの言葉だったそうです。凧を上げて雲の中の静電気を集める実験や、避雷針を発明した人としても知られています。
“Time is money”の本来の意味は、日本で言う“時は金なり“の意味と少々異なっているようです。日本語の意味だと時間単位でイメージしてしまいますが、フランクリンは「貴重な機会を逃すな」という意味で使ったようで、 “Time”はもう少し長い期間がイメージ出来そうです。となると、その貴重な時間を何に使うのが良いのでしょうか?フランクリンの他の名言には、「財布の中身を頭(知識の習得)につぎ込んだら、盗まれることはない」とか、「経験は莫大なお金に匹敵する価値がある」等、どうやら知識の習得や経験に費やすことを推奨しているようでした。この流れを式で書くと、時間 = お金 ⇒ 知識・経験 ということのようです。
仕事においても時間を意識することはとても重要です。フランクリンの “Time”の意味からは、「納期=いつまでに」という言葉につながるような気がします。「納期」を過ぎると価値が下がったり、全く価値がなくなってしまうこともあります。日本語の“時”と英語の“Time”の両方を意識してみてください。
僭越ながら、フランクリンさんの名言に対して一言だけ言っておきますが、お金と同様に貯えた知識や経験をどの様に使うか、というのが私は重要だと思います。