アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

仕事が遅い人 要因分析(その-4)

折角仕事を処理する能力があっても、悪い評価を受け続けてしまうのはもったいないですね。負のスパイラルから抜け出すには、自らパターンを変える必要がありそうです。(館長)
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仕事を処理する能力は十分あるのに、期日を守ることが出来ない人がいます。結果として“仕事が遅い”という評価を受けることになってしまいます。こういうタイプの人は、一言で言うと「要領が悪い」ということになりますが、負のスパイラル(悪循環)に陥っていることが大きな要因になっていると思われます。
分かり易く説明すると、今やらなくて良い仕事をやっていたり、その逆に今やらないと納期に間に合わない仕事に手を着けていないということです。これは仕事を入ってきた順番に処理しているケースに起きることがあります。納期が短い仕事でも入ってきた順番に取り掛かるので、着手するのが遅くなってしまい、結果として標準的な時間を掛けて処理したとしても納期遅れになってしまいます。また、何かの理由で1件処理するのに予定の2倍の時間を要してしまった場合、それ以降の仕事は順調に処理したとしても、前の仕事がずれ込んだ影響を受けて全て納期遅れになってしまいます。正に負のスパイラルですね。
やはり仕事は依頼を受けた時点で“いつまで(納期)”を確認することが重要です。そして実行計画を立てる時には納期から逆算してスケジュールを設定しなければなりません。アウトプットを出すためのプロセス(やるべき事)をイメージ出来るようになることも忘れないでください。