アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

仕事率(中学の理科)

「俺はその気になったら、こんな仕事簡単に出来る」と言っているくせに、いつも結果が出せなかったり、出来ない理由を他人のせいにしている輩が見受けられます。コンサルタントに多いかも知れませんね...、気を付けます。(館長)
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前回物理でいう“仕事(仕事量)”を実際の仕事に当てはめて考えてみました。仕事の内容によって、作業者の能力が不足していたり、能力はあるのにゴールに向かっていなかったり、また何らかの要因で静止している(先に進んでいない)ケースがあって、これらが全体の仕事の効率を落としていると考えられました。
さて今回は仕事率という、これも中学の物理で出てくる概念を考えてみます。仕事率とは、単位時間当たりの仕事(量)です。正に皆さんが日々行っている仕事(業務)には“効率”が求められていて、「いつまでに」という納期が設定されています。あるいは、1日当り何件処理(製作)する等という仕事(業務)を行っている人もいると思います。
実際の仕事において“仕事”というのは、この“仕事率”を指していると考えられます。「こんなの今日中には出来ないよ~」という仕事を計算式に当てはめてみると (依頼された仕事量)÷(自分が出来る仕事率)>(1日の就業時間) ということになります。この“仕事率”を個人としても、組織としても高めることが重要であり、これが高いと「仕事が出来る」ということになります。
「この仕事、時間のある時にやっておいて」等と優し気な依頼を受けることもありますが、「いつまででも良い」などと言う仕事は存在しません。常に「いつ頃までに必要ですか?」と確認する癖をつけておくのが良いと思います。