アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

パワハラ

パワハラという言葉自体は、約20年前くらいから使われるようになったようですが、「大企業における職場でのパワハラ防止」はいわゆるパワハラ防止法で2020年6月から義務化されました。中小企業においても来年(2022年4月)から同様に義務化が適用されます。(館長)
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パワハラ行為を行う人の約7割が、過去にパワハラ行為を受けていたという調査が報告されています。これには思い当たるところがあって、私の知っている「パワハラ部長」と呼ばれていた人間から、学生時代に学生寮の同部屋の先輩に奴隷のような扱いを受けていたという話を聞いたことがあります。こういったパワハラを日常的に経験してきた人の多くが、「立場が下の者は上の者の言うことには従うのが当たり前」という意識になってしまうのではないかと考えられます。先の「パワハラ部長」も自分では非常識なことをやっているという認識は全くありませんでした。こういった連中が会社の上層部にいるとなると、パワハラ行為に対する企業の自浄作用は働かないでしょう。法律の制定は妥当なのかも知れませんね。
ちなみに、厚労省が掲げている6種類のパワハラは以下の通りです。今の行政を見ていると、役所の中にも蔓延しているのではないかと思われますが…。
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