柔軟な発想

ルールに従っているだけでは思考停止に陥ってしまう危険性があるようですね。（館長）

サッカーは他のスポーツと比べると得点が入りにくいように思います。90分間戦って0対0の引分けという試合は良くありますね。もし1箇所だけ現状のルールを変えて、もっと点の取り合いになるようなエキサイティングな競技にするとしたら、あなたはどこを変えますか？

色々なアイデアがあると思いますが、私はゴールのサイズを大きくするのが良いと思います。ゴールキーパーはたまったもんではありませんが、少なくとも今までゴールポストに弾かれていたシュートは全て入ることになります。

皆さんがやっている業務にも手順であったり、承認行為であったり、ルールがあると思います。先のサッカーの例と同じように、現状のルールを変えてもっと早く（効率良く）完結するためにはどうするのが良いかを考えてみたらどうでしょうか。実際に会社に出勤して自分の席で仕事を行うという今までのルールが、テレワークの導入によって変わったことで、通勤に要する時間が大幅に削減されました。会社としても交通費（定期代）の削減になり、また事務所スペースも削減できている企業もあります。

確かにテレワークはコロナの感染対策として全社的に取組んだ“ルール変更”だと思いますが、もっと簡単なルール変更で効果を得られるケースはいくらでもあると思います。既成概念に囚われずに“なんでもあり”の柔軟な発想が大切だと思います。

私の場合、ゴルフのホール（カップ）がバケツ位の大きさになったら、かなりスコアが良くなると思うんですが…。