アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

本業

前回副業・兼業について記述しましたが、本業を疎かにしてはいけないということですね。(館長)

 

約3年程前「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」という本が話題になりました。この本では“人生100年時代を考えると、定年後も長期間稼げる中小企業のオーナーになるのがお勧め”と言っています。定年後の人生をどの様に過ごすかについては、ご希望があれば別の機会にお話ししたいと思いますが、一つの選択肢として考えても悪くはないと思っています。

中小企業とはいえオーナー社長なんて自分に出来るのか?と思うかも知れませんが、この本では“大企業での管理職経験があれば十分に中小企業を経営できる”と書かれています。会社で定年まで40年前後、ある時期からは管理職として経験を積んできた人であれば、本人にやる気さえあれば“それなりに”勤まるということだと思います。

ここで私が重要だと思うのは、前述の40年間の過ごし方です。別に中小企業のオーナーになるのが目的ではありませんが、“一つの選択肢”として考えられるようになるためには、現業(本業)を通して出来る限りの経験をしておくことが重要だと考えます。要するに自らの経験値を高めることによって、将来の選択肢が増えるということです。これは定年後に限らず、キャリアアップのための転職の選択肢にもつながると考えます。

経験を上手く活かすことで、選択肢だけでなく収入も高められるのではないかと思うので、是非心掛けてみてください。