アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

プロフェッショナル人材の素養

旧来の会社は仕事に人を合わせていますが、プロフェッショナル志向になると人に仕事を合わせるようになるそうです。(館長)

 

以前ある人事コンサルティング会社の社長が「これからの企業はプロフェッショナル志向が進む」という話をしているのを聞きました。まさにその通りだと思います。さらにその中で“人材”として評価されるための素養として、①地頭の良さ、②素直さ、③こだわり、の3つをあげていました。
“①地頭の良さ”は「課題の本質を捉えて、論理的に解決策を導くことが出来る」というような意味だと思います。何度も言っていますが、答えを知識として知っているのではなく、答えを導くためのストーリーが描けるということです。この素養は割と理解し易いと思いますが、“②素直さ”と“③こだわり”はその意味からも相反するように思われます。私は“素直さ”とは「他者の意見や考え、身の回りで起きた事象を理解しようとする姿勢」で、“こだわり”とは「自らの意見、独自の価値観を持っている」と解釈しています。この両方をバランスよく身につけることが重要だと思います。
素質となると生まれつき持っている性質ですが、素養は練習や学習によって身につけられるものです。是非この3つの素養を意識してプロフェッショナルな“人材”になっていただきたいと思います。