興味を持つ
また前回と同じグラフを貼り付けました。前回(10/2付記事)の記事を読んでいない方は、遡ってグラフの解説を読んでみてください。
仲間と集まって仕事の愚痴をこぼす代わりに、こんな議論をするのも良いかも知れませんね。(館長)
今回は①のエリアで“興味を持つ”ということについて考えてみます。
何かに興味を持つことでワクワク度は上昇します。逆に何にも興味を持たない場合はワクワク度はゼロのまま推移することになります。ということは、生活のパターンが変わらなくても何かに興味を持つことで、ポジティブ(=良いこと)に過ごすことが出来るということになります。①のエリアでは、興味の対象に関する情報を集めたり、さらに興味の対象への思いを強めることによるリスクなども考えると思われます。いずれにしても、これらの“分析行為”を行うことだけでも、ワクワク度はプラスに転じるという理屈です。
さて会社生活においてもこの理屈を踏まえてポジティブに過ごすことは出来ないでしょうか?嫌な上司、苦手な顧客、面倒臭い業務等、会社においてはネガティブな要素が満載ですが、自らの視点を少し変えてみて、今あなたがやっている業務の一部にでも興味を持つことは出来ないでしょうか?例えば、嫌な上司に褒められる、苦手な顧客に「ありがとう」と言わせる、面倒臭い業務を簡単に済ませる方法を考える等々、実行に移さなくても今まで自分にとって良くないことを改善する方法を考えてみるところから始めるのが良いと思います。果たしてこれが“仕事に興味を持つ”ことになるかどうかは断言できませんが、前述の理屈からは、その方法を考えている間はワクワク度はプラスに転じることになります。
中には「うちの上司に褒められるなんてありえない!」という方がいるかも知れませんが、宝くじで1等に当選することに比べると、実現する可能性は少しは高いのではないかと思います。