アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

嫌いな上司

私が現役の時に360度評価というのがありました。上司だけでなく、同輩や部下からも評価されます。私の場合上司の評価は良くありませんが、部下の評価は良い点がついていて安心したのを思い出しました。(館長)

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リクルート会社が発信している記事に、20代、30代の会社員に対するアンケート結果が記載されていて、「あなたは嫌な上司がいますか?」という質問に対して約75%の人がYesと回答していました。さらにYesと回答した人の理由は、“理不尽”というのが66%と圧倒的に多いという結果でした。
ここで20代と30代に分けてみると、先の質問にYesと答えた人は30代より20代の方が多いという結果だったようです。その理由として同記事では、30代になると上司の立場に対する理解が深まることによる、といった考察が書かれていました。本当にそうなのでしょうか?もしそうだとすると勤続年数が進むにつれ、「上司になれば部下に対して理不尽な態度や発言をしても良い(あるいは、するのはやむを得ない)」という認識に変わってくるということになります。
確かに先の質問にYesと答えた人が75%もいるということは、そういった認識の悪循環が起こっているのかも知れません。20代はまだ会社のことが良く分かっていないからと言って放っておくと、この悪循環は継続されると考えられます。30代以上(特に部下を持つ立場)の方は、日常的に若い方々との対話を持って、自らの言動が“理不尽”と受け取られないようにすることが必要だと思います。
一方、アンケートにYesと答えた、あるいはその答えに同調する方々は、“上司は理不尽なもの”という割り切りを持つことで、不満が軽減されることになります。是非試してみてください。