アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

自分は何を目指しているのか?

自分に明確な目標(将来像)があるのも良いですが、私はここで言う“目指している”ものは漠然としていて良いと思っています。(館長)

 

いくつかの会社の勤務体験をしてから勤める会を決められれば良いですが、現実的ではありません。ネット上で会社の評判・評価が口コミや点数で表されているものもありますが、記述されている内容が正反対だったり、極端な内容が書かれていたり、参考にはなるかも知れませんが、なかなか正確な情報に出会えることは難しいと思われます。

まず今の会社で不満を感じたときには、その不満の内容を客観的に分析する必要があります。以前記述しましたが、不満は自らの主観から来るものです。そこで重要なのは、自分の思惑の背景になにがあるかです。楽して稼ぎたいのか、将来を見据えて技術あるいはスキルを身につけたいのか、将来自らが経営者となって事業を運営したいのか等、それなりに思い描いていたものがあると思います。
これは勤続年数が経過した中堅社員にも当てはまることで、ある日突然仕事に行き詰まりを感じたり、管理職になった途端に思うように仕事が出来なくなったりすることがあります。会社の中での責任が大きくなったり、あるいはプライベートでも結婚や、子供が出来たことで家族を養うという新たな責任が生まれたり、これらが自らのキャリアを見直す転機です。