価値観

企業で働くからには、その会社の価値観を理解しておくことが重要です。会社における善し悪しの判断基準は（本来は）これがベースになっているべきなんですね。（館長）

これまで述べてきたように、結局あなた自身の考え（主観）と、あなたが置かれている環境（組織）とのギャップに悩み、ストレスを感じるわけです。あなたが自身の将来について何も考えず、また向上心も持たずに日々を過ごしているのであれば別ですが、自らの生き方（ビジネスライフ）を真面目に考えているのであれば、それなりにストレスを感じるのは必然だと思います。
そこで重要なのが価値観です。物事を評価する際の基準で、何にどれだけの価値があるかの判断に使われますが、これを意識して少し変えてみると物事の見え方も変ってきます。まずはあなたが所属する組織（会社）の価値観を理解してみましょう。企業の価値観が明確に謳われているケースもありますが、多くの会社は“経営理念”だとか“ビジョン”といった文言が掲げられていると思います。
漠然と「良いことが書かれている」程度で見過ごしてしまいがちですが、仕事上で判断が求められたときに、これらにしたがって結論を出していくことが会社としての取るべき道であり、会社として掲げている以上、反対される理由はありません。個人の価値観で判断すると（会社においては）間違ってしまうことがあります。