アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

会社に何を求めているのか?

前回“不満は自らの思い込み”という記事を書きました。今回は不満の典型的な例を挙げて考えてみました。(館長)

 

あなたの会社における不満は何ですか?まず何が不満かを客観的に分析する必要があります。例えば、①自分は同期入社のAさんよりレベルの高い仕事をこなしているのに基本給は同じ、②他社に比べて福利厚生が不十分、また社員教育もほとんど実施していない、③上司がいい加減で、頼りにならない等々。あるいはこれら全て自分の会社には当てはまるという人もいるでしょう。
客観的な視点から、これらの事象をもう少し分析してみましょう。それぞれの不満を言い換えると、①は給料は能力主義で決めるべき、②は会社が社員に対してのサービスレベルをアップするべき、③のダメ上司は、ひょっとすると①(年功序列)と②(教育不足)の結果として生まれたのかも知れません。
少々荒っぽい例えかもしれませんが、①は資本主義的な考え方、②は社会主義的な考え方と言えるのではないでしょうか。上述①、②の不満が両方共当てはまるというあなたは、どちらが良いと思っているのでしょうか?会社に何を求めているのでしょうか?