健全なビジネスライフ（不安と不満）

出だしは少し張り切って記事を掲載していきます。新人社員だけでなく、それなりに会社人経験を積んだ方々も再認識する内容だと思います。（館長）

会社に勤めている限り、人間関係や仕事上のトラブルなどでストレスを感じることは避けられないと思います。主観的に原因分析をすると、全てが他責であると結論付けられてしまいますが、あなたが主観的な視点で改善を求めたとしても、理解してもらえなかったり、逆に「それより自分が正すべきところがあるだろ」などと（言われなくても）思われてしまう状況に陥ってしまう可能性が大きいと思われます。会社において基本的な人権を保障されていないあなたは、自ら工夫をしながらストレスの原因となる事象に対処していかなければなりません。
ここで勘違いしてはいけないのは、 「うちの会社は問題だらけ、上司に改善を求めても取り合ってくれないからこんな会社は辞めてしまおう」と安易に考えてしまうことです。“問題”の程度にもよりますが、別の会社に転職したとしても、あなたの弱い立場は変わらないということを認識しておく必要があるということです。
それではあなたのストレス（健全性を阻害する）の要因を考えてみましょう。多少概念的になりますが“不安”と “不満”だと私は考えます。対義語で表すと多少分かりやすいかもしれませんが、“安心”で“満足”であれば健全性は保たれるのではないかと思います。