アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

目的の共有

業務上の目的を達成するには他者の協力が不可欠です。利害が対立する人であっても、工夫をすることで協力者にすることが出来るのではないかと思います。(館長)

 

目的(業務上の目標)を達成するためにあなたは行動を起こすとします。ほとんどの場合、そこには人との関わりが発生します。上司であったり、業務フローの上流あるいは下流の担当者、営業であれば顧客、購買を担当していればサプライヤー等々です。目的を達成するためにはこれらの人たちの協力、言い換えると目的の共有が必要です。
上司の場合、おそらく目的の共有は行われているはずなので、(まともな上司であれば)比較的容易に協力が得られると思いますが、顧客の場合“私の売上目標を達成するために協力して何か買ってください”と言って協力してくれる顧客がいれば良いですが、常識的にはありえません。
それぞれ利害の異なる人たちと目的を共有することは容易ではありませんが、不可能ではありません。相手の立場に立って考えることで利害を共有することが出来ます。実際に優秀な成績を上げている営業マンの多くが実践しているノウハウです。要するに自分の目的と相手のメリットを如何に結びつけることが出来るかが目的を達成するための重要な要素になります。