アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

“悩む”と“迷う”

“悩み”を誰かに相談することはよくありますが、解決するのは自分自身でしかないんですね。(館長)

 

“悩む”という言葉は日常的によく使うし、多くの人が常に何かに悩んでいるのではないかと思います。本来の意味からも苦痛や負担を感じている状態のことを指しているので、精神的、肉体的にも早く解決する必要があります。ところが「悩んでいる」状態を延々と続けている人がいます。
私は“悩む”というのは自ら解決しようとしていない状態ではないかと思っています。特に仕事上の“悩み”は、これまで記述してきたように自分自身で解決する努力をしなければなにも変わりません。では“迷う”というのはどういう状態でしょう。こちらはいくつかの選択肢はあるけど、どれを選んで良いか決断できていない状態というニュアンスが強いように思われます。要するに“悩み”を自ら解決しようとしたその先に“迷い”があると考えます。ここまで来れば、あとはどれを選ぶかの決断をするだけです。もしある決断をして結果が思うとおりにならなかったとしても、その失敗から学ぶことで自身が成長できることになります。悩んだままの状態を延々と続け、何も学べず成長できないでいるよりは明らかに有効で健全な生き方ではないでしょうか?