アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

なんか良いことないかなぁ

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最近「なんか良いことないかなぁ」と言ったことはありませんか?口に出さなくともそう思うこと自体、心理的にあまり良い状態では無いようです。“良いこと”は自ら行動しない限り起きないはずなのに、何もしない受け身の状態でいる時に出てくる言葉だということです。ということは、必然的に“良いこと”は起こりにくいということになります。
仕事が上手く行かなかったり、上司から理不尽なことを言われたり、“嫌なこと”は日常的に事欠かないという人も多いかも知れません。そんな日常を変えたいという思いはあるものの、何もせずに「なんか良いことないかなぁ」なんて言っているだけでは何も変わりません。あるいは、学生時代の友人と会って話をしたら「上手いことやっている」と感じて、急に自分が置かれている状況に悲観的になったり、誰かに甘えたいとか、同情してもらいたいという心理からも、この言葉は出てくるようです。
そんな状態から抜け出すには、自ら行動を起こすことが必要だということは前述しましたが、私のお薦めは“自慢のネタ探し”です。「誰かに自慢してやろう」という思惑を持つと意外に思い切った行動がとれるものです。そして嫌味にならない程度に実際に誰かに話してみて「へぇー、すごいなあ」などといった反応があれば、また次の行動へのモチベーションになります。
自分では気が付かないかもしれませんが、この「へぇー、すごいなあ」と誰かに言ってもらえることが、実は“良いこと”ではないかと思います。ただし、同じ自慢話ばかりを何度も繰り返すと嫌われるので、十分気を付けてくださいね。