アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

ブレイクタイム(次の車はEV?)

先の菅政権の時に、2050年にカーボンニュートラルを実現するとの方針が打ち出され、それに向けた積極的な取組が開始されています。自動車も2035年までにはガソリン車、ディーゼル車の新車販売は出来なくなるという方針です。
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日本は諸外国に比べてEV(電気自動車)の普及率が低く、添付は2020年の燃料別自動車販売比率ですが、EVは僅か0.59%です。要因としては、➀走行可能距離が短い、②インフラ(充電設備)が不十分、③値段が高い、の3点が挙げられています。これらは政府の肝入りで解決への取組が行われることになっていますが、今でも公共の充電ステーション(場所によっては無料で充電できる)には列が出来ているとの話を聞きます。
気になって計算をしてみました。現状のバッテリーだと急速充電設備で30分間で走行距離160km分の充電が出来ると言われています。ちなみにガソリンスタンドで50ℓ給油するのには5分程度で済みます。燃費を12km/ℓとすると、同じ距離を走るのにEVの充電は、給油に比べて約22.5倍時間が掛かることになります。充電スタンドの列に並んだ上に、5分の給油に対して約2時間近く充電に要するとなるとちょっと考えてしまいます。
実は私の車も昨年7年目の車検を通しました。次の車検までには買換えを考えても良いところですが、かなり悩ましい選択を迫られそうです。