仕事以外のスケジュール表

私はスマホに日常的なスケジュールは入力していますが、それとは別に添付のスケジュール表（月次）を使っています。出来る限り多くの予定で埋められるよう努めています。（館長）

ほとんどの方が自分のスケジュール表を持っていると思います。仕事の予定はOutlookやNotesのスケジュール管理を使って社内で共有されていたり、友人との食事等プライベートの予定は別にスマホのスケジュール表に記録していたりするのではないでしょうか。
現役時代の私のスケジュール表も顧客訪問、来客、出張、会議等々でビッシリ埋まっていたのを思い出します。退職を考え始めたころから、「果たして自分自身のためにどれだけ時間を割いているか？」という疑問を持ち始めました。当時のスケジュール表を見る限り“今の仕事”に関する予定ばかりで、自分自身の将来やメンテナンス（健康維持・管理等）、あるいは趣味や楽しみに費やす予定が少ないことに気が付きました。実際それらは、“仕事の合間”にやっている程度でした。
最近は生活様式や価値観も変わってきていると思われるので“古い考え”と言われてしまうかもしれませんが、仕事以外のスケジュール表を作ってみると想定以上に記入することが少ないことに気が付くのではないでしょうか。また、今までは“仕事の合間”にやっていたことも、敢えて予定表に記入することで時間を割り当てるという意識が生まれ、「そのために仕事を早く終わらせる」という行動変容が起こります。
前回の記事で “行動変容”を持続させるために成果の見える化が必要だと言いましたが、この仕事以外のスケジュール表を作成することは正に成果の見える化です。最初はスカスカだったとしても、月を追うごとに少しでも埋められるようにして行ってみてください。結果的に行動変容につながることが期待できます。