アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

運転免許の更新

現在コロナの影響で更新業務は休止中で、3か月の延長を原則郵送で申請するようです。所定の申請書に必要事項を記入し免許証のコピーを添付するようですが、記載する内容は全て免許証に記載されている内容(住所、氏名、有効期限等)です。この申請書と返信用の封筒(更新手続中という3か月延長証明シール返送用)に切手(本人限定受取郵便の場合切手代944円、普通郵便の場合は84円)を貼って同封するようです。ちなみに警察のホームページでは本人限定受取(944円)を推奨しています。

少なくともこの手続きだけで余分な手間と切手代を払わなくてはなりません。コロナの状況次第ですが、結局3か月以内(延長される場合はそれ以降)に別途従来通りの更新手続を行う必要があります。

なぜ単純にすべての対象者を3ヶ月の自動延長に出来ないのか甚だ疑問です。

私の場合、幸い運転免許センターが近かったので直接行って手続きをして来ました。確かに通常の更新時とは比べものにならないくらい空いていて、間隔をあけて並んでいる列が1本だけでした。前述の申請書に必要事項を記入して免許証と一緒に窓口に提出すると、担当の女性が免許証の裏面にスタンプを押し、3か月先の延長期限を記入して返却してくれました。手続きは1分、並んでいたのは20分位でしょうか。

私が最も気になったのは、手続きに来場している人は通常の2割にも満たないと思われ、また手続きも一人1分程度しか掛かっていないのに、事務所の中の職員の方々はほぼ通常通りの人数がいたように見受けられました。郵送申請の対応に追われているという話も聞きましたが、ムダとしか思えない延長申請の手続きをすることにしたために、本来やらなくて良い仕事に追われている状況のように思われます。

ここまでとは言いませんが、一般の企業においても同様のムダが発生していることがあるのではないかと思います。パーキンソンの法則というのがありますが、次回その解説も含めて考えてみたいと思います。(館長)