自分の感情に従うのはやめよう [from Think clearly]

私はこの思考法には100%賛成です。ただし自分自身が上手く対処出来ているかとなると？マークがついてしまいますが…。（館長）

ここで言っているのは“感情（心の動き）はころころ変わるので、それに従って行動していたらまともな結果は得られない”ということだと解釈します。もっと分かり易く言うと、傷害事件等で「ついカッとなって」などと言う犯行動機がありますが、これが正に当て嵌まるのではないかと思います。

日常の会社生活においても傷害事件とは言いませんが、感情的になって思いがけない行動を起こす場面（だいたいあとで後悔する）があるのではないでしょうか。あるいはすぐに感情的になって怒鳴ったり、故意に嫌がらせをしたりする輩（やから）が近くにいて、あなたの感情を揺さぶっているケースがあるかも知れません。

解決方法にとても興味が湧きますが、この本では「自分の感情を自分とは関係のない何かとして扱う」という方法と「遊び心を持って、リラックスした付き合い方をする」という方法が挙げられています。どちらも簡単ではなさそうですが、いずれにしても自分の感情を客観視するということのようです。感情をコントロールするというのは難しいですが「人間は自分の感情にもっと疑いを持ち、感情から距離を置き、遊び心のある新しい関係を自分の心と築くべき」だと言っています。

どうも難しくなってしまいましたが「あ~もう頭にきた、こんな会社辞めてやる!!」というのは良くないようですね。