アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

スキルの棚卸

新卒で入社した頃は、与えられた仕事は何でも一生懸命にやろうという気持ちで取組んできた人も多いのではないかと思いますが、何年か経過して「自分は何が出来るのか?」と自問自答をする機会はあまりないかも知れませんね。(館長)

 

あなたは自分自身がこれまでどの様な職務を経験して、どの様なスキルを身に付けているか説明出来ますか?またあなたの強み(他の人と比べて優れているところ)を自覚していますか?自分が何の資格を持っているとか、どんな仕事(職務)をやってきたかについては説明出来ると思いますが、どの様な業務遂行上のスキルを身に付けているのか、強みは何か等をスラスラ言えるかというと、かなり難しいのではないかと思います。
転職活動をしたことがある人は職務経歴書というのを書いた経験があると思いますが、意外に苦労をしたのではないかと思います。まして他社の採用面接を受けるとなると「その職務を通じて、どの様な成果をあげましたか?」「あなたの強みはなんですか?」等、職務経歴書に記載していない内容を次から次へと訊かれます。
私は皆さんに転職を勧めている訳ではありませんが、いわゆるビジネスパーソンとして収入を得ているのであれば、これまでどんな成果をあげたのか?、何が出来るのか?等について自分自身で理解しておくことが重要です。要するにあなた自身の価値を客観的に把握しておくということです。
是非時間を見つけて自分の職務経歴書を書いてみてください。当然そこには自分の強みや得意なことについても記述します。これまでに書いたことがある人も、最低1年に1回程度は見直しを掛けることをお薦めします。