アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

プレゼンテーション

学生時代にプレゼンテーションの授業など無かったのですが、会社に入ってからプレゼンの重要性をしみじみと感じている方も多々いると思います。これも一つの悩みかもしれません。(館長)

 

営業やマーケティングを担当されている方々においては、プレゼンテーションが仕事の中で大きな比重を占めるという人も多いと思います。また管理部門でも業務実績等を社内プレゼンでマネジメントに説明する機会もあるのではないでしょうか。
そもそもプレゼンが上手く行ったとは、何をもって測定するのでしょう?
プレゼンテーションとは、伝えるべき情報を聴衆(聞き手)に伝える方法の一つなので、聞き手に正しく伝わる(理解される)ことが成果の指標だと思われます。要するに喋り手の視点ではプレゼンの善し悪しは決められないということになります。
私が推奨するプレゼンで重要なポイントは、3つの“きく”です。まずは聴衆を“聞く”(=Hear)から“聴く”(=Listen)状態にすることです。これは一般的なプレゼンスキル(構成や喋り方)を磨くことで、ある程度実現することが出来ると思います。最も重要なのは3つ目の“訊く”(=Ask)です。出来ればポイントを決めて必ず確認行為(訊く=Ask)をしてみてください。上手く質問を引き出せればシメたものです。一人の質問が多くの聴衆の方々の理解を深めると共に、発表者と聴衆の一体感が生まれると思います。
何となく“立て板に水”の如くスラスラと(一方的に)説明するのが良いように思いますが、本来の目的を果たすためには、是非3つの“きく”、特に3つ目の“訊く”を実践してみてください。