アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

ブレイクタイム(Let it go)

前回に引続き、もう一つ気になっていた近所の違和感を取り上げました。こちらはかなり深刻です。(館長)

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最寄り駅脇の跨線橋の歩道部分に書かれた注意書きです。写真でもわかる通り幅の狭い(1m少々)歩道で、自転車に乗ったまま通ると歩行者とすれ違う時に危険です。さて問題は写真の上部に書かれている英語です。おそらく地元の外国人の方々による自転車での危険な行為が無くならないので、後から英語で追加されたのではないかと思われます。

“Get off your bike”は「自転車から降りろ」という意味でOKですが、“and let it go”と言われると「えっ⁉」ということになりそうです。“Let it go”は「アナと雪の女王」で良く耳にしたフレーズで~ありのままで~と訳されていました。この訳自体もおかしいという意見がありますが、通常は「放っておく」とか「諦める」という意味で使われるようで、いずれにしても「何もしない、関りを持たない」といったニュアンスのようです。

さて、ここまで読んでいただいた方々は日本語の(本来の)意味を理解して英語の訳がおかしいといって笑えますが、もしあなたが英語しか分からない外国人だったとすると「自転車を降りて放置しなさい」と道路に書かれていたら困惑してしまうのではないでしょうか?こちらは民間の駐車場の立看板と違って、公共のしかも路面の注意書きです。一刻も早く修正して欲しいと願っています。

ちなみに私の目から見て、地元に住んでいる外国人で自転車に乗っているのは圧倒的にアジア系の人が多いです。多分英語もそれほど理解出来ないと思われます。果たして危険行為は減ったのでしょうか…?