アミューズメントワーク

企業で働く人たちの仕事上の悩みを分析し、解決策を一緒に考えます。

目の錯覚?


「上下の図形の赤い横棒はどちらが長いでしょう?」という、目の錯覚に使われる問題ですね。目の錯覚と言いますが、実際は目から入ってきた光の刺激が視神経を伝わって脳に伝達され、脳によって認識されるので“脳の錯覚”という方が正しいでしょう。
この図を見る限り、ほとんどの人が上の方が長く見えますよね。それどころかこの図形を見ただけで「あっ、これは目の錯覚の問題で、横棒は同じ長さだ」と、しっかり図形も見ずに「これ知ってる」と判断を下している人がほとんどではないでしょうか?
日常的な仕事においても、経験を積んでくると問題・課題を聞いただけで、瞬時に対応(こうすればいい!)の判断が出来るようになります。ところが、逆に慣れが原因のミスというのもあります。経験からの思い込みで脳が勝手に判断してしまい、前述した“脳の錯覚”を起こすということです。
さて、「なるほどね」と他人事のように思っている人は、上の図をもう一度見直して赤い横棒の長さを測ってみてください。実際は見た目通り上の方が長いはずです。
アミューズメントワークで「こんな簡単な問題がテーマになるには何かある」と思えたでしょうか?思い込みで脳の錯覚を起こした人は、まだ記事の読み込みが足りないのかも知れませんね。